利用者はデバッガではありません
現在利用している家電において、ネットワークアップデートに対応した製品が結構増えてきていることに気がつきました。
インタネットを使用してアップデートできるという点においてはとても便利だと思っています。
でも、メーカーはこの仕組みを勘違いしているのではないか?と最近感じるようになってきました。
もともとは、ネットワークを使用してよりよい機能を追加できるというのが最大の売り文句だったはずです。
しかし最近ネットワークアップデートを行った製品を見てみると製品がフリーズする問題を解消しましたとか、長時間利用時に安定して製品が利用できるように改善しましたとかそういった理由ばっかり…。
人間が作るものなのでプログラム上の問題があるのは仕方ありません。でも、最近の製品の品質の悪さは一体何なんでしょうか?
昔の製品であれば使っていてフリーズするということはほとんどありませんでしたし、長時間使えないなんてことも考えられませんでした。
たしかに、昔の製品と比べると機能的にも増えたのは確かです。
機能が増えると開発にかかる費用もそれなりになるのは理解できます。しかし、それなりに満足のいく品質の製品を利用者に提供するのがメーカーの基本精神ではないのでしょうか?
rikiがひねくれているのかもしれませんが、どうも最近は何かあったらネットワークアップデートを行えばいいや….そう思っているメーカーの意図があるような気がしてならないのです。
ネットワークアップデートを行わせるということは利用者にもコストがかかるということをきちんと理解してほしいと思います。
利用者は製品への対価+ネットワーク利用料+アップデートを行う手間を払わされていると思うのです。
利用者はデバッガではないのですから….。
デバッグさせるのであればその分を費用として還元してほしいなぁとも思います。(笑)
とにもかくにも(古)、ネットワークアップデートは機能追加のためにりようしてほしいなぁと思う今日この頃なのです。