2020年9月16日 病棟内自立歩行の許可が出ました(入院22日目)

いつも通り朝7:40頃に主治医の先生がやってきました。「rikiさん、様子はどう?」と聞かれたのでまだ指にはしびれがあることと、それ以外は痛み止めを飲んでいればだいぶん動けるようになってきたことを伝えました。併せて、「退院はいつぐらいになりますか?」と聞いてみました。というのは、この数日間コロナウィルス対応とはいえ看護師さんだけで入院患者すべてのお世話をしていてめちゃくちゃ大変そうだったのと、なんとなく自分の身の回りのことが自分でできるようになってきたから退院してもいいのでは…と感じたからです。

「まあ、rikiさんのほうでこの日に退院したいとか希望があればそれに合わせることもできますよ。」と返事をもらいました。「ただ、まだ歩行器なしでの自立歩行についてリハビリの方で許可が出ていないので最低その許可が必要ですね。」と…。確かに自分で歩けなければ退院していいよって言えないよなぁ…と思いながら「わかりました。ちょっと考えておきます。」と回答をしました。

いつもと同じように午前中はリハビリ…。今日も、リハビリ室について血圧などを図った後に自立歩行を数周行いました。その後、階段の登り降りのリハビリを行いました。「rikiさん、実際の階段を上ってみましょう!」と予期せぬ提案が….。階段の下の方は首が固定具で固定されているので見えないですが、最初のうちに階段が何段あるのかを数えて下りながら引き算をしていくことで、下が見えなくても何とか階段を降りることができるようになっていました。本物の階段でこの技?が使えるか少し心配…。

リハビリ室を出て誰もいない階段で、「じゃあrikiさん、ゆっくりでいいので途中まで階段上ってみてください。」と指示をもらいました。登りは余裕なのですが、意外と段差が厳しいwなのでゆっくりと上りました。

じゃあそのまま降りてきてください。と言われたので、例の技を使いゆっくりと降りました。

「rikiさん、素晴らしい!もう一回やってみましょう!」と褒められたので調子に乗って何度か上り下りを繰り返すことになりました…。

その後はリハビリ室に戻ってきたのですが、「rikiさん、階段も上り下りできるようになってきたので明日のリハビリ時にテストを行って問題なければ歩行器は卒業しましょう!」と言ってもらえました。

夕方、いつものように夜勤の看護師さんがやってきて血圧などを計ってくれたのですが、「rikiさん、リハビリの先生から自立歩行の許可出たんですね!」と声をかけられました。「あれ?明日テストをしてから許可を出すといっていたのですが….。」と話をすると、「あっ!そうですね。病棟内だけの許可ですね。」と話をしてくれました。「許可にも種類があるのですか?」って聞くと、結構細かく許可があるらしいです。ただ、通常は病棟内だけの許可を出すことはせず、院内の許可を出すケースが多いらしいです。

なぜ病棟内だけの許可を出してくれたのかは謎ですが、とりあえず病室からトイレ、シャワー室までは歩行器なしで歩いても大丈夫になりました。「rikiさん、病棟内は歩行器なしで歩いてもいいという許可が出てますが、決して無理をしないで、手すりをもってゆっくり歩いてくださいね。たまに転んでけがをする人がいるので…。」と言いながら看護師さんは去っていきました。

なんか今日は一気に自由になったような気がします。