県へお願いに行く

県庁へ行く…のだけど、仕事の打ち合わせがあり10時を過ぎた頃に管財課(県庁5F)へ行きました。
すでに、おばあちゃん、お母さん、Gさんと県の担当者のYさんが話をしていた。(なんとなく気まずい雰囲気が漂っている…)
「彼が今回の施主です。」


全員がそろったところで、県の担当者から話をはじめました。「今回家を増築するという話は先ほどおばあちゃんの話から理解しました。けど、通常であれば地主に対してそこに住む人から許可を得に来るのではないでしょうか?ところが今回は急に実際に作業をする人から家を建てるので許可をくださいという話が来たのでびっくりしている状態です。また、現在県有地については買取をお願いしているので、今回のようなケースにおいて許可をだせるかどうかというと現時点ではきちんとした答えを出すことができないです。」
気まずい雰囲気の内容が理解できました。「以前私が土地を買うよという話をしたときには県は売ることができないっていう回答でした。私は県に対してきちんと税金も納めてきた。今回こうやって孫が家を建てるという話であれば私としてはとてもうれしいこと。ぜひ協力してやってもらえませんか?」おばあちゃんが頭を下げて頼んでくれました。「でも、私の一存では決めることができません。お話は分かりましたので一応上のほうと相談して回答をさせていただくということでよろしいでしょうか?」と県のYさん。さすがお役所だ…と感心してしまいましたが、これでだめだというのであれば県は県民のために何をしてくれるんだろう…と思いながら県庁を後にしました。一応、公庫の締切りが迫っているので早急に回答をもらうということにしましたが…。
とりあえずは進められる部分については進めてもらうことに仕事に戻りました。

16時ごろ県のYさんから連絡がありました。「朝相談を受けた件について上と相談をし回答が出ました。お手数ですが県庁に来ていただけませんか?」だって。まあ、嫌ですというわけにはいかないのでまた仕事をちょっと抜けて県庁にいきました。
「県としては県有地については買い取ってもらう方向で考えています。今回のお話については通常の家を建てるという話ではなくて、両親の近くで生活をしたいという気持ちも強いみたいですのでいずれは県有地を買い取るという約束をしていただけるのであれば県としては一応許可をするという結論になりました。」
「??」と思ったのですが整理すると許可をするということですよね?
安心しました…..。一応、申請書を出してほしいとのことでした。どんな申請書かというとどれだけ自分達が両親のそばにいたいのかが分かればよいとのことでした。後日、申請書を提出するということで県庁を後にしました。

とりあえず県の許可を得ることができたので公庫の申し込みに向けて色々と動き出すことになります。予想しない事態が発生しどきどきしましたがとりあえずよかったです。

01-設計編

Posted by riki