責任をとってくれるんだろね?

今日、設計のSさんは仕事の都合でこれないみたいなので、佐野さんに電話をして夜来てもらうことにしました。
佐野工業への支払いはまだしないとしても、工事が終わって一応引渡しが済んでいるものについては、さっさと代金を支払ってしまいたいと思います。まあ、状況を言えばわかってもらえるんだろうけど、会社としてはやっぱり終わったものについてはきちんと代金をしらはってもらいたいと思うはずだしね….。というわけで、ついでに住宅財形の解約の手続きを行ってしまおうと思い銀行のはしごを行いました。^^;


それで、そのまま日立、水道や、キッチンハウスの支払いを行いました。
ソーラについては、電気の請求書の見方がわからないので教えてくれるといいながらいつになっても教えに来てくれないので、電話をかけて「ソーラの代金を支払うから家に取りに来てください。」と強引に家に来てもらいました。
支払い1つとっても大きく対応って違うんだよね….。キッチンハウスは夕方に営業から「支払いいいただきありがとうございました。すぐに領収証を送付いたします。今後ともよろしくお願いいたします。」って電話がかかってきました。こういうちょっとしたところがいいよなぁ…。他の2社って絶対こんな電話もかけてこないし下手をすれば領収書も送ってくれないんだろうなぁ….。

夜、佐野さんがお家へ来ました。3階には応接セットなんかないし、まだ全然片付いていないので2階で打ち合わせをすることにしました。
「先日、いただいた誓約書の件ですが自分達で色々と考えました。誓約書に書いてある誠意を持って対応するという件ですが、自分達からみれば別にわざわざ誓約書に書かなくても誠意を持って対応してくれるのが当り前だと思うし、別に自分達のお家だけではなく他のお客さんにも誠意を持って対応するのではないでしょうか?そういった点でこの誓約書の内容でriki達は納得するわけには行きません。」
「それに、請求書の件ですが、設計のSさんは10日が支払いの〆切なのでなんとかしてあげてくださいとお願いをしてきました。お願いしてくることもおかしな話ですが、rikiもなんとかしたいとは思っていました。でも、一番大切なお金の計算が間違っている。前に電話をしたことがそのまま入っているんだけど、実際にはもっと減額対象になるものがあります。それは全然この請求書に反映されていないんだけど….。」
「請求書1つとっても自分達が言わないとまともなものが出てこない。まともな請求書を作成してください。で、代金の支払いですが補修工事の残りということで保証金を残してありますが、riki達は補修を含めて全部の工事が終わったあとで感謝の気持ちを込めて支払いをしたいと思っています。これは、他の業者に対しても同じように終わった後でriki達が納得した上で代金を支払ってきました。佐野工業だけ特別な扱いをする気はないです。」
とりあえずrikiの言いたいことを全部言っておきました。
佐野さんから「確かに誠意を持って対応するというのは当り前のことですね…。rikiさん達にはどのようにすればよいのか実は考えているんですが….。」と言ってきたのですかさず嫁が「今までも誠意を持って対応しますって聞いてきたけど誠意を感じることはありませんでした。だから、きっちりと形になるもので一度けりをつけたいと思ってます。」と切り出しました。(rikiが言おうと思っていたのに…。^^;)
「といいますと…。」「お金です。きちんとお金でこれまでの出来事を清算してください。」「いくらぐらい…。」「100万円です。これは工事が始まってから自分達が現場に関った時間で大体会う金額です。」rikiは続けて補足しました。「今回、自分達は引渡し日についても特にいつまでと希望はしませんでした。これは、日程を守るために手抜き工事をされるのを防ぐためです。でも、仕事としてやる以上はスケジュールを組むのは当り前で、それを守るのが普通です。今回、スケジュールも守れない、その上プロの仕事としてやってきた工事そのものも下手をすれば自分達がやったほうがきれいに仕上がるのではないかと思うぐらいいい加減なのです。佐野工業からすれば失敗の1つかもしれませんが、riki達はこれから何十年も生活をしていかなければならないのです。目に見える部分でこれだけぼろぼろなのですから、目に見えない部分もきっといいかげんな工事が行われていると考えても間違いではないと思います。そういった不安に対する費用としてこの金額を提示したのです。本音をいうと最初から立て直してもらいたいぐらいですが….。」

だまって話を聞いていた佐野さんは、「支払いについてはきちんと終わってからでかまいません。実際佐野工業としての仕事は上棟まででそのあとは別の業者に引き継いでいます。一応、取りまとめは佐野工業として請け負っているのですが….。」
「今回の支払いの件についても実際はこの業者から催促されており仕方なく…」
なるほど….。この業者とは当然rikiはあっていますし何度か話はしたことがあります。なんとなく、佐野さん、Sさんとは違う雰囲気を持っている気がしたのですがやっと気が付きました。この業者はriki達施主の方をみていないんだ….。
まあ、どういう体制で工事を請け負ったのかというのはある意味どうでもよい話で問題はこれまでのこの気持ちとこれからのこの気持ちをどう形にしてくれるかですので、佐野さんからは、佐野工業だけでは決められる問題ではないことなのでSさん、佐野さん、そして業者の責任者を入れてもう一度話をすることにしました。

佐野さんもある意味かわいそうだなぁと思います。でも、これまで体制などの話はriki達にしていなかったんだから仕方ないのかなぁとも思います。
この問題もこれから先どうなっていくのやら….。また悩みの種が増えました。