引渡し
11:00から設計のSさんと、佐野さん、現場監督のTさんを交えて引き渡し検査が行われました。再度、全てを確認していくのかと思っていたのですが、前回NGだったところを書くんしていくだけ….見たいな感じでした。
rikiも再度確認しながら見て回りました。ほとんどのところは補修されてはいるのですが100%完璧な状態にはもう戻りません….。40分ぐらいかけてみたところ新たに9個所ほど補修対象となる部分が出てきました。
検査終了後….、設計のSさんが「今日、見つかった部分も踏まえて、rikiさんが受け取るか受け取らないかの判断をしてください。前(5/7)の時点ではとても受け取ってくださいという状態ではなかったのですが….。」と言ってきました。「Sさんなら今のこのお家を引き取りますか?」rikiは5/7と同じ質問をしました。Sさんは「今の状態ならまあ受け取ってもよいかな…。」と歯切れの悪い返事をしてきました。
rikiは最近の補修工事を行っている大工の行動を見ていてこれなら、今日発生した補修も大丈夫かな?と思ったことと、もう、いいかげん箱に囲まれた生活から脱出したいという思いから、「わかりました。鍵を受け取りたいと思います。」と回答をしました。なんだかお互いにすっきりとはしないんですが….rikiも最大限譲歩して決断をしました。
すると、佐野さんから「昨日のrikiの意見を踏まえた上でこれを出来れば受け取ってもらいたいのですが….。」と….。それは誓約書でした。内容はまあ、「これまで迷惑をかけてごめんね。同じ過ちを犯さないように頑張っていきます。rikiさんのおうちに着いては誠意をもって対応をしていきます。」て感じかな…。
で、その後にすかさず、「契約書に記載されている内容を反映したのがこれです。出来れば受け取ってもらいたいのですが…」と請求書を渡されました。工事を遅延した38日分の遅延金が戻ってくるみたいです。当り前といえば当り前か….。
これで納得できるかどうかは、これから嫁と話をすることにして、その場での回答は止めました。
帰り間際に設計のSさんが、「佐野工業の支払いが10日なので出来れば助けてあげてくださいね。」っていってきました。なんかいつものSさんらしくない発言でした。
というわけでなんとなく、一応(というかとりあえず?)rikiのお家はrikiのものになりました。–;
まあ、状態はともかくrikiのお家になったという気分はよかったです。
早速、色々なものを買いに出かけました…。
|
|
|
| リビング | キッチンです…散らかり放題… | サーバルームです…。 |
|
|
|
| 寝室… | 子供部屋になる予定の部屋 | シアタールーム |
が、車で請求書を見てみると請求書の中に、色々なものが含まれていないことが判明…。例えばまわりぶちの押さえの部分は今回使用しなかったから減額の対象になるはず….。それに、わざわざ作ってもらったAVラックの追加の部分がどこにもないのです。早速。佐野さんに電話をしてきちんと詳細を記載してもらうように連絡をしました。いつもの対応だと、おそらく来週の月曜に持ってくるはずだからそのときに今日の答えを出せばいいやと思っていたのですが、なんと!今日修正をして請求書をもってくるというのです。
さすが自分達のことに関してはすばやい行動だなぁ….。とちょっと怒りがこみ上げてきました。
夜、修正された請求書を見てびっくり、色々な部分が修正されているのです。今日お昼にもらったものでは、まだ宿題として残っている畳とキッチンパネルの部分に今日の補修の部分を合わせて20万円を保証金として残してあったのに、修正版ではこの金額が40万円になっているのです。さらに、AVラックについてはAVラックの見積もりがそのまま反映されていました。このAVラックもキッチンの後ろに作りつけの棚をやめて、変わりに作ってもらうことにしたので当然、差額が出てくるはず…。それも記載されていないのです。
迅速な行動をとるのは別に問題ではないです。でも、お金が絡んでくるものについてはきちんと計算するべきだと思うし、まだまだ減額の対象になる部分があるはず。
さらに、もらった誓約書についても考えてみると、文面でかかれている誠意を持って対応って一体なんだろう….って思っています。riki達以外のお家には誠意を持ってアフターフォローしないのか?とも思いますし。誠意をもって対応するのはいわば当り前ですよね?
その上、保留金についてもよーくかんがえると変な話です。というのは、riki達は散々な目にあってようやく今の状態にたどり着けたのに、引き取った途端お金を払ってというのはどうなんだろう….その上、支払いの日が近いからそれまでに対応をしてって…。そこまでしてあげる必要があるのか?というか、まだ完璧に工事が終わっていないのに支払いをすること自体おかしな話だと思うのです。いくら保留金を残してあるとはいえ契約上はきちんと工事が終わったときが支払いの対象になるわけで….。保留金を残すのはいいのですが、じゃあその保留金を支払うためにかかる手間と振込み手数料は誰にかかるのかを考えてみると結局rikiのところに跳ね返ってくるのです。
rikiは何度も言うように、一生に一度しか換えないお買い物をするためにこれから何十年も借りたお金を返していかなければなりません。だから、今回のお家に関ってくれた人たちにはきちんと感謝の気持ちを込めて代金を支払おうと思っているのです。だから、佐野工業への支払いも今行う必要は全くないはずだと思います。
周りにいる人たちに話をしてもみんな同じ答えでした。「終わっていないものに代金を払う必要はない。」
月曜日にrikiの出した答えを伝えようと思います。
そういえば、歩いていたら違和感があるところが見つかりました。なんか、斜めになっているような気がするのです。早速ビー玉を転がして床がまっすぐかどうかを調べてみました。するとやっぱり床が斜めになっているのです….。本当に欠陥住宅だったらどうしよう…という不安が横切りました。