決断
これまで続いてきた沖○住宅との契約をどうしようか悩んでいました。契約を白紙にするということになった場合、今までの図面は一体どうなるんだろう….。rikiとしては、これまでかなり遠回りしてきた分じっくりと間取りについて検討する時間があったことだし、それにまた最初から間取りを考えろっていわれても頭の中にその間取りが残っている以上同じようなものしか出来ないんじゃないかと思っていたのです。今の間取りでrikiのシミュレーションは完了しているのですから。だったら、今の間取りとか図面をそのまま使える方向に持っていくのが一番よい方法だと思っていたのです。
仮に、これがうまくいったとしてこの先どうするのか?ということも考えなければなりませんでした。この図面を使って誰かお家を建ててくれるのかな?rikiだったらどこの誰が書いたのかもわからない図面(実際には設計士さんの名前が載っているし責任は設計士さんにあるとは言っていましたが。)を渡されて家を作るなんて事はしたくないと思うのです。もし、その家になんかの問題があったとしたら責任が取れないから….。
また、今までに色々なことがあったのも忘れてはいけないことです。(土地が県有地をまたがっていたり、現在のお家の図面がなかったり…。)これから、新たに家を建ててくれる人を探してこれまでの経緯を話して理解してもらって、予算の調整を行って….などと考えると気が遠くなってしまいそうでした。それに、rikiにはもうすぐ子供が生まれるのです!!今まではなんとかやってこれましたが育児をしながらだとどうしてもしばらくは動けないのです。でもここで進むのをやめてしまうとおそらくもう家を作ろうとは思えなくなるだろうし…子供を育てるって言うのはお金かかりそうだしね。)
だけど、このままやっていくと家を作ったときに感激する前に後悔が残りそうなのね。だから、rikiの中では沖○住宅との契約は止めてこれから先は今まで一緒にやってきてもらった設計士さんにお願いするのが一番なのでは?と考え始めていました。実際、沖○住宅を通じて紹介された人の多くはとてもよい人でした。rikiの家なんだけど、自分の事のように考えてくれるんです。こういった人と一緒にお家を建てれればきっと満足するお家が出来ると思うんですね。ただ、現実はそううまくはいっていない。しかもrikiは家を建てることについては素人です。だから、こんな素人考えが通用するのかどうか自信が持てませんでした。
なので、まず設計士さんに今のrikiの考えを聞いてもらい意見をもらうことにしました。rikiの中ではある程度答えは出ていたのですが(設計士さんごめんなさい。)現状から動かすために2つの方法があること、つまり、このまま沖○住宅と進めていくという方法と、沖○住宅との契約を白紙に戻し改めて設計士さんにお願いするという方法を考えていることを伝えました。それで2つ目の方法が現実として実現できるのかどうか聞いてみました。設計士さんは「これが普通のお友達だったらもっと色々と意見を言えることができる。でも、今現在はあくまでも沖○住宅と契約している設計士としての意見しか言うことが出来ない。ただいえることはrikiがお家を立てた後これから先何年もかけてお金を払っていくことは確か。だったら嫌々立てた家にお金を払っていくよりは、rikiが満足した形でお家を完成させたほうがいいよ。現実問題としていまrikiが言った2つの方法は十分実現できるから..。」といってくれました。この瞬間、rikiははっきりと沖○住宅との契約を白紙にすることに気持ちを決めたのです。