決着のとき〜そして始まり….

今日いよいよ決着の日です。
19時にrikiのお家で和解同意書に署名を行なう予定でriki達はお家で待っていました。でも、19時を過ぎても弁護士は来ません…。何か起こったのかな?と思っていたら電話がありました。

弁護士: 「今日19時ですよね?」
riki: 「はい。だから家で待ってるんですが?」
弁護士: 「えっ!rikiさんの家で行うんですか?」
riki: 「そう書かせてもらったはずですが?」
弁護士: 「お子さんがいるので週末ならrikiさんの家で、平日ならこちらで行うのかと思っていました。」
riki: 「そんなことは書いていないと思いますが….。」
弁護士: 「分かりました。じゃあとりあえずこれから向かいますので….。」
riki: 「分かりました。」

平日だろうが休日だろうが子供がいるのは変わらないわけだし、何よりも「これまですみませんでした。どうかこの和解条件で和解してください。」といいにくるのであれば当然迷惑をかけたrikiのお家に来るのが筋だと思うのですが…。

ということで、さらに待つこと20分。弁護士がrikiのお家にやってきました。
……ん?…..どっかで見覚えのある人も一緒….。rikiは一瞬戸惑いましたがなんと一緒に佐野卓も来ました。

弁護士: 「場所の件はすみませんでした。普通弁護士が外に出ることは無いので…..。」
riki: 「いやいや、きちんとrikiはrikiのお家でといったはずですが…?」
弁護士: 「まあ、そういうわけで一応契約書のほうを持ってきましたのでサインをお願いします。」
riki: 「前回、rikiからのお願いに佐野卓の謝罪を求めると書いたのですがそれに対する回答は、謝罪文をだすのでそれで何とかして欲しいということでした。で、その謝罪文を本日いただけると思っていたのですがそれはどうなったのでしょうか?」
弁護士: 「いやいや、謝罪文を出すわけではなく契約書に書いてあるとおり、この契約書に謝罪したということが含まれているんですよ。」
riki: 「はい?訳がわからないのですが?」
弁護士: 「うーん、じゃあ当人がきていますから当人に話をしてもらいましょう。」
riki: 「はあ。」
佐野: 「この度はrikiさんには大変ご迷惑をおかけして申し訳ございませんでした。また、不愉快な発言をしたこともお詫びします。今回の件十分反省して今後につなげていきたいと思っております。本当にすみませんでした。」
riki: 「はあ。また今回もこうやって謝っているのですが、前も何度かこれから…という言葉を聞いています。でも、約束通りに実行しなかったからこのような事態になっているわけです。家を建ててこんな目にあうとは夢にも思っていなかった。佐野工業の経営についてはよく分からないけれど後先考えずに業務を広げてこのように成ったわけではなさそうだし、自分としてもこれからのことを考えると佐野工業とはもう一度きちんとした関係を築く必要があると判断しました。なので今日、和解はしますが和解したから終わりというわけではないことを再度認識してください。これまでのことが嘘のようにこれから先、いい信頼関係が結べるようにこれまで以上の努力をお願いします。」
佐野卓: 「わかりました。」
弁護士: 「まあ、今rikiさんが言ったとおりこれから先、きちんと対応するよう本人も反省しておりますのでこれで宜しくお願いいたします。」
riki: 「もう一回だけ確認しますが、これから先この家に何かがあった場合また今回のようにいい加減な対応を取ったりしないですよね?」
佐野卓: 「はい。誠心誠意を持って対応させていただきます。」
riki: 「分かりました。じゃあこの内容で和解に応じます。」

こうやってrikiは和解契約書にサインを行い、その場で残金200万円ちょっとを支払いました。(いつもは銀行振込を行うのですが、さっさとけりをつけたかったため^^)
和解契約書とこれまでの支払い分も含めた領収書をrikiに渡すとさっさと2人は帰っていきました。

こうやってこの問題は無事(?)解決しました。
いやはやしかし、弁護士の対応も結構いい加減かも….って思いました。
弁護士は外に出ないという一言がものすごく、弁護士という職業が偉いものであるということを意味したように感じました。rikiは「馬鹿やろう!弁護士だろうが誰だろうが人に迷惑をかけておいてあやまるのであれば迷惑をかけた人のところにきちんと自分の足で出向くもんだろうが!!」って言いたくて仕方がありませんでした。さらに今日突然佐野卓を連れてきたのもなんだか不思議です。
「佐野さん、今日rikiさんから現金が回収できます。これで今月の支払いは何とかなりますね。」なんて話がされていないことを願います。–;

ま、何はともあれようやく今日rikiのお家の補修に向けてスタートラインに立ったわけです。
約1年間、通常では経験できないようなことを経験させてもらいました…。決してよい経験とは言いがたいですが、rikiに励ましのメールをくれた人やちょくちょくサイトを見てくれている人、色々な情報を提供&アドバイスをくれたデータマックスの方….色々な人に支えられこうやって自分なりに戦うことが出来ました。本当にみなさんに感謝しています。

ありがとうございました。
引き続き、rikiのお家は本当の完成を目指して進みだすことになります。^^
この先どうなるのか….これまた誰にも分かりません。^^